倉本　初夫　くらもと　はつお
(株)商業界　主幹

1944年東京大学文学部卒業。一貫して真商道の普及と商業の社会的地位の向上を提唱。創業者・倉本長治のあとを継いで、毎年1000名を超える商人が集う商業界2月ゼミナールをはじめ、各種の商業界ゼミナールへの出講と執筆活動に従事。著書に「倉本長治」「日々のことば」「あきないの道」「商売十訓」(商業界刊)など。

坂本　光司　さかもと　こうじ
法政大学大学院政策創造研究科教授
同経営大学院(MBAコース)兼担教授

1970年法政大学経営学部卒業。静岡文化芸術大学文化政策学部・同大学院教授等を経て、法政大学大学院政策創造研究科教授・同経営大学院(MBAコース)兼担教授。著書に「日本でいちばん大切にしたい会社・2」(あさ出版 2010年)、「なぜこの会社はモチベーションが高いのか」(商業界 2009年)、『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版 2008年)など。

久保　華図八　くぼ　かずや
(有)バグジー　代表取締役社長

渡米経験のあるカリスマ美容師として、帰国後、北九州で美容室をオープン。売上げ・技術至上主義による経営危機に陥ったことから、“利”より“信”の経営哲学に転換。経営の目標は利潤の追求ではない。追求すべきは「顧客満足と従業員の働きがい」と考える。急成長を遂げ続ける見事な手腕は“美容院のディズニーランド”と讃えられ、日本の名だたる優良企業が注目する。現在、年間300回に及ぶ講演活動や全国レベルでのインストラクター教育に取り組む傍ら、NHK「ビジネス未来人」にも出演。

結城　義晴　ゆうき　よしはる
(株)商人舎　代表取締役社長

1977年早稲田大学商学部卒業。(株)商業界入社後、「販売革新」などの編集長を経て、代表取締役社長就任。2007年独立後、(株)商人舎設立。コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン副学長。著書に「お客様のためにいちばん大切なこと」(中経出版)「メッセージ − 店に元気を、仕事に勇気を」(商業界)など。

山口　勉　やまぐち　つとむ
(株)ヤマグチ　代表取締役

1965年にナショナルショップとして「でんかのヤマグチ」を創業。大手量販店の重なる進出を受け、低価格化に対抗する粗利益35％化を10年計画で見事実現。常に地域に密着し、「かゆくなる前に手の届く徹底したサービス」を展開。「遠くの親戚より近くのヤマグチ」と言われるほどお客様の絶大な支持を得ている家電店として、マスコミでも多く取り上げられている。

南　政広　みなみ　まさひろ
(株)チャンピオンカレー代表取締役社長

1957年生。1981年ターバンカレー(現在の(株)チャンピオンカレー)入社後、1985年Lカツカレーを重点化し、売り上げを驚異的に伸ばす。(同年FC担当に就任)1991年工場長として生産体制の強化を図り、2003年取締役社長に就任。2004年に5ヵ年計画を立て、HACCP生産工場、本社機能を持つ本店社屋、組織運営の出来る組織づくりを行う事などを盛り込み、有限会社チャンピオンカレー工場から株式会社チャンピオンカレーに社名を変更。現在に至る。

橋本　公生　はしもと　こうせい
(株)能登前・幸寿し　代表取締役

寿司職人という傍ら50歳でパソコンを習い始め、2004年にインターネット通販を開始以来、売り上げが“うなぎ登り”に増え続けている。2007年に発生した能登半島地震で寿司店を営業できなくなるも、全国のインターネット通販客に励まされて復活。今や、売り上げの半分をインターネット通販で得るほどに。「ネットショップコンテスト石川2008」グランプリ受賞。

記州　陽子　きしゅう　ようこ
(株)花とも、(有)花座　代表取締役社長

1954年生。77年に株式会社花ともを創立し、現在、金沢市周辺に4つの生花店を展開。有限会社花座では、能登地域の生産者、市場、JA等と協力し、能登産榊(サカキ)の商品化に向けて尽力している。藩政時代から栽培されてきた観賞用花木と日本酒のコラボレーション商品を県内の酒造メーカーと共同開発するなど、異業種連携にも積極的に取り組む。

小島　克人　こじま　かつと
(株)食品施設デザイン　代表取締役

1963年生。1982年に株式会社P.G.C MITOMO入社後、食品製造施設の企画設計及び衛生管理手法の構築支援を主業務とする。また。2000年より食品製造に特化したサービスを提供するため約60社との業務連携・提携をし、事務局を担当。総合エンジニアプランナーとして業務に従事するかたわら、講演や書籍への寄稿も多数。2008年に株式会社食品施設デザインを創設。